渡る世間は神様ばかり

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zoom RSS No.9 いざという時に飛び出せるか

<<   作成日時 : 2010/10/03 15:18   >>

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私が中学校の教員をしていた頃のある日のことです。

今年も雪が少ない冬かと思っていたところ,突然の大雪となり,雪国らしくなったような気がしました。
ところが,久しぶりの雪で雪国の人間もトラブルを起こしてしまいます。
歩行中の転倒や車のスリップ事故は日常茶飯事のようです。

雪のある日の午前中のことです。
授業中で職員室には6,7人ぐらいの職員がおりました。
私は授業がない時間で,職員室で次の授業の準備をしていました。
そんな時,購買の係の女性職員が入ってきて,「業者の方の車が校門内でスリップして動けなくなっているので先生どなたか!」と言うのです。
購買のおばちゃんの声を聞き、それはたいへんと思い私は立ち上がりました。
私を含めて,同時に4人の先生が立ち上がりました。
その顔ぶれは20歳代3人と教務主任の先生です。
教務主任曰く,「さすが若いもんはこんなときさっと立ち上がるなあ。」
4人で車を押し,雪の中にタイヤスリップさせていた業者の車はクラクションを一度鳴らして,校門から出てゆきました。

職員室に帰る途中,困っている人を助けた喜びを感じるのと同時に,いざというときに飛び出すお互いが心強い仲間なんだとあらためて感じました。

**********

先日、ラジオで海の上での暗黙のルールのようなものについて聞きました。
ある漁船が遭難信号を発すると、その近くの漁船ばかりでなく、とうてい間に合わないだろうと思うところからも、自分の漁をとりやめて駆けつけるのだそうです。
それがたとえ素人さんだったとしても。
いやなおさらかもしれませんね。
「どうせ近くの船が行っているから、自分のような遠いところにいるものは、急いで行ったところで救出は終わっているだろう、特別役に立つことはないだろう、行って帰ってくるだけになるだろう。」
離れていれば、私だったらそう思うかもしれません。
目下おこなっている漁を続けた方がどれだけ自分にとっては得か。
漁を取りやめることの損害は大きなものです。
漁をする人たちは、そんな自分の損得、間に合う間に合わないなどという考えを超えたところで、即座に行動に移すのだろうと思いました。

仲間の絆というのか、なんていうか。

**********

仲間と感じる範囲が広ければ、震災で各地からボランティアが駆けつけたり、世界中から物資や義援金が届いたりという事にもなります。

同じ人間、神様の子供同士。

びびびって感じあえるはずのところ、それを押し殺し自分の損得の計算に走るんじゃあないかしら。

びびびって感じたら、すぐ自分にできることが頭に浮かび、いつの間にやら実行している。
実行する事柄は何でもいいのだけれども、そんな人間になりたいなあと思いました。











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