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zoom RSS No.73 北斎のあの絵から学ぶこと

<<   作成日時 : 2013/06/09 18:13   >>

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葛飾北斎のあの有名な絵。

荒れた海、高い波に船が飲み込まれそうになっているあの絵ですよ。

「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」というそうです。

画像



中学生の時、真似して描こうとしたけど挫折したのを覚えています。



北斎は、若い頃から才能に溢れ、

破門され師匠を失った後も、意欲的に独創的な浮世絵に取り組み、

このようなほかの人には思いもつかない作品を世に出しました。


「東海道五十三次」の作者として有名な歌川広重の写実的な作風と違って、

北斎は目にしたものを一度頭の中で分解し、

もっとも美しく面白みのある形に作り変えたと言われています。



ヨーロッパの画家たちにも影響を与えている北斎は、いったい何がほかと違うのでしょうか。

特に、北斎の「冨嶽三十六景 神奈川沖浪裏」がなぜインパクトがあったのでしょうか。


それは、一瞬を捉えているという点


動きのある波を静止画像にしてしまったのです。

今でこそ、カメラで写真がとれ、ビデオだって一時停止することができます。

当時は、動いているものが止まった瞬間、

とくに、水の流れ、水しぶきなどというものが止まった瞬間など、見たことがないのですよね。


正確に言えば、

見ているのだが、静止画像は自然界ではあり得ないのです。


だから、波が止まった瞬間を描いた絵というのは、前代未聞だったのではないでしょうか。


波を止めて描くことなどできないところ、

北斎はずば抜けた観察眼で見つめ、頭の中で静止画像を作り上げてしまったと言えるでしょう。

止められないものを止めて見せた

というのが画期的だったのではないでしょうか。


これは、物の見方の違いということを思わせられます。

私たちは、毎日当たり前のように感じていることがあるし、それを目にしたり、感じたりしていますけど、

いわば静止画像的な見方で見ていないために、

見逃していることがたくさんあるのではないでしょうか。


普段は行っていない「動いて見えているものを、自分の中で止めてみる」ということを、

あえてやってみるということもいいのではないかな。

見過ごしてしまっているものを、違った手法で見てみる。

単に視点を変えるというだけでなく、見方まで変えてみる。

そういうことができるということは、生きる世界が変わるってことだなと思います。


そういうきっかけをちゃんと与えてくださっているんだけど、それも逃しちゃっていることがあるんだよね。


自分の世界を広げるチャンスをものにしよう。

視点や見方に変なこだわりや狭さが生まれないようにしたいものです。





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